2016年9月5日月曜日

MDXというノスタルジー

ここんとこずーっとやっていたMDX。

MDXとは、X68000時代に一般的に使われていた音楽データのフォーマット。

僕が使っていたZMSよりもはるかに多いユーザーが作ったり聴いたりしていた。
そのデータはその頃のゲームのBGMを吸い出したり耳コピしたりして作られており、
今でもWindowsでプレイヤーとデータがあれば普通に聴ける。

YSだったりドラスピだったり正に青春時代ど真ん中の楽曲がそのまんまな感じで
聴けるMDXはいつ聴いてもワクワクする。

というわけで、現在作っているZMSのドライバでもMDXが読み込んで鳴らせたら
それはイイ感じにならない?という安易な気持ちで取り組みスタート。

まあデータ容量の少ない時代のフォーマットなのでシンプルで特に複雑な事は
何もないと勝手に踏んでやり出したのだけど、ZMSとの違いを吸収する為に
専用コードをドバドバと書き出したらもう滅茶苦茶になってしまった。

特に!!

テンポが曲中で変わる曲はそもそも自分のドライバでは対応していなかった事が
判明して、それを吸収する為にMDX用の演奏部分まで作成する始末。

気が付くと、ほぼZMSとは別のコードで鳴らす羽目に。
しかも中々思った通りに鳴らない。FM音源部分も手を入れないといけない。

そして夏イベや担当PJなどをこなす為にしばらく離れていて、そろそろやるかと
戻って来たところ、色々と限界が見えてきた。

やはり、完全に別物として作った方が良さそうだし、ノスタルジーやロマンの部分
なので力を入れる理由も見当たらなくなってきた感じ。

一旦区切りをつけないとなと思いつつ、ここまで作ったので惜しいという気持ちも。

しばらくはゆらゆらと悩み揺れる状態だろうか・・。

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