2019年4月13日土曜日

メイズ・ランナー 最期の迷宮

ハリーポッター、ハンガーゲーム、トワイライト、ダイバージェント。
ヤングアダルト向け小説の映画化には、やはりどれも同じような
雰囲気が付きまとう。

このメイズランナーにもその雰囲気があり、3部作全て観終わった今、
何となく面白い映画を観た!という感じよりも、何だかお付き合い
しました感の方が強い。

この映画、イマドキ2時間半ぐらいあってかなり長い。でも観ていると
そんなに長いという感覚も無く、ダレる事もなく、トントンとお話は
進んでいき、見せ場も盛り上げ方も問題無い気がする。

ミンホを助ける為に頑張る主人公、素晴らしいと思う。

でも、なんだろ、3部作の最後なので、物語全体の終結へのカタルシス
を求めてしまう。この際ベタでもイイので、何か宿敵で死んだはずの
ギャリーの力を借りてミンホを助ける事で、この世界全体への影響を
もっとガツンと出してほしかったというか。

最後はあら、そういう方向性で終わり、という感じ。

このエンディングであれば未来は無いし、未来があるんだったらそこ
をクソ表現でもいいのでやって欲しかった。

メイズランナー1は結構破天荒で面白かったので、何だかすごく惜しい
感じがつきまとうのでした。

まあでもつまらない映画ではない。

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