イニャリトゥ監督の初監督作品。
3エピソードを時間軸をぐちゃぐちゃにして展開する、
脚本がすごい事になっている映画。
イニャリトゥ作品はバードマン、レヴェナントに続いて3作品目の鑑賞だけど、
才能のある監督だという事はわかるけど、わかりやすい面白さは全く無い。
何というか、音楽で言うとジャズとかクラシックとかそういう方向性というか。
敵が出てきてやっつけて終わりみたいのとは全く違って、複雑な色々が
色々するパターンのヤツ。
だからといって何を言っているのかさっぱりわからないという事は全然なく。
観終わった後はカタルシスというより、もやーんとどやーんとする感じ。
記憶に残るし、すごいものを観た感はある。
もろ手を挙げて大好きだ!とも言えないし、
難解でつまらないとも言えない。
独特なのである。
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