2021年8月28日土曜日

去年の冬、きみと別れ

 


良作。

邦画に向き合う週間の3作目。
やっとコレという感じの作品に出会えたわうふふ。

まず、内容とキャスティングがバッチリだった!
特に主役のガンちゃん、この役は彼しかできないね。
このタイミングでのこの起用、もしかしたらガンちゃんからスタートした
企画かもしれないけど、何でもいい、とにかくお話とバッチリ合ってた。
合ってるからこその見終わった後の何とも言えない余韻に繋がったのだと思う。
終始抑えた演技も良かったし、
最後のシーンも良かったなぁ~~。

その他のメンバーも抜群。
山本美月の配役も素晴らしい。
これは騙されるってば。

映画の構成も凄くオリジナリティがあって新しい。
最後にどーんとどんでん返しするわけじゃなくて、
中盤でいきなり二章と出て来る。
あれ?一章あった?という違和感で。

そこからわーっと実はコレ、実はコレ、が出てきて、
しっかりと仕掛けを丹念に説明していくパターンのヤツ。

個人的には最後の余韻をしっかり描いて欲しいタイプなので、
それの豪華版というか、でも映画が終わった後、
登場人物どうなるんだろう、と想像しちゃう感じもあり、
ちゃんと余韻がすごくある。めっちゃイイ。

映画観てる時も泣いたけど、
見終わってWebで考察を読んでる時も泣いちゃった。
初めてのパターン!!

寝る前にまた色々と余韻を楽しんでいこう。

映像も綺麗で、所々ハっとする影の使い方とかもあったし、
見た人と色々と語りたいタイプの作品。

いやー、良かった。

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