2023年8月6日日曜日

梨泰院クラス


 新型コロナにかかってしまったので、
しばらくグッタリと寝ていたけど、
スグに熱も下がってきたので昼間に眠たくなくなってきた。

ベッドに安静にしていなくてはいけないけど暇すぎるので、
ココぞとばかりに長いドラマでもイッキ見してやろうと、
今更ながらこのドラマに手を出してみた。

愛の不時着は本当に見終わった後しばらくロスが続く位、
どっぷりと世界に漬かり、
今でもまだあの頃の事を思い出すような魅惑の体験だったが、
今回の梨泰院クラスは、そこまではいかなかった。

ただ、皆さんに人気の出た作品だけあって
良い出来だったなという印象はあった。

時間に余裕があるので、
かなり連続で見れたし、
病気なのに疲れなかったので、
丁度この位のテンションのドラマはコロナにピッタリ!?

無闇に人が死ぬイカゲーム的な部分も無く
(全部見てないが)、
かといってぬる過ぎるわけでもなく。

このドラマの「クラス」という部分だけを見て、
勝手に学園モノだと勘違いしてたけど、
大河ドラマみたいな尺を使うお話だった。

登場人物は限られ、
確実に一人一人の歴史を掘り下げ、
その要素がお話全体にうまくからんで、
大きなうねりとなる作品。
まあ良く出来ていたと思う。

ラブストーリー部分も
観終わって考えるとやけにあっさりしてた割りに、
たっぷりと尺を使っていた印象。

個人的には3人があまり踏み込まないやり方に
感情移入が出来なかった・・
生きている人っぽくないというか・・

オ・スアの描写が一番納得がいかなかった。
セロイの事が好きなのかなんなのか。
あれだけの年月が経っているのに、
登場している時しか動いていない感じだった。
ここが不満点。

全体的にお話都合のキャラクターばかりで、
シーン以外の部分で生きている感じが余り無かった。
そこが愛の不時着との違いと感じた。

観終わってしばらくしてから、
北朝鮮のあの皆は今もどうしているか・・
みたいな気分になるのはあのドラマの良さだった・・。

サクセスストーリーも良く出来ていて、
悪役の彼はとにかく徹頭徹尾しっかりの悪で、
見ていて可哀そうなくらい悪役だったし、
セロイの魅力もしっかりあったし、
チョイソのユニークな魅力もバッチリ。
仲間も凄く重要だった。

飽きる事も無かったけど、
若干後半ググっと勢いが無くなる瞬間があって、
そこだけあれ?って感じで。

会長の俳優さん、僕よりもだいぶ年下だった事がわかって、
かなりショック!!
もうワテ、こんな年齢帯の人達なのね!!

思ってたのとは違ったけど、
まあしっかり楽しめました。

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